PORTRAIT VOLUNTEER IN IWATE
disaster area by the earthquake

フラワープロジェクトとは、無機質な空間に彩りを加えるアート活動です。

2011年3月11日、東日本大震災により被災地は未曾有の被害をもたらし、家を失いました。彼等の多くは、まだ仮設住宅に住んでいます。殺風景な仮設住宅は無気力になりやすく、また滞在期間が延長されてしまう現状により鬱病になる人もいるほどです。

私は、ひとりの女性、海女さんの顔を描いていました。最初、彼女はよほどつらい経験をしたのか、話もせず、ただ顔を梅干しのように固くこわばらせていました。しかし、絵を淡々と描いているうち、自分の事を少しづつ話してくれるようになりました。津波により、家と同じく船も流されてしまったようです。自分の記憶であるアルバムも一緒に流されたようで、似顔絵が完成すると、彼女の目には涙が溢れていました。

ヘアメイクとネイリストにも同席いただいたので、綺麗になった状態で描くことは大変喜ばれます。写真右下の女性は、1度目の大波がきた後、友人と様子を一緒にあたりを見まわすと、次の2度目の波で、隣にいた友人が流されてしまいました。ピンクの花が好きということで、背景をピンク色にしています。基本的に花は、そこにあるだけで見る人が豊かになれるので、この活動もフラワープロジェクトという名前になりました。

絵で人の心が癒せると実感した私は、その後、東北沿岸部の仮設住宅を訪れ、ボランティアチームで絵を描くようになりました。

詳しくはフラワープロジェクトのページ


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