村上隆森美術館やムンク展などアートおすすめ展示会と鑑賞法まとめ
森美術館で開催中の村上隆さんの展示会に行ってきた。
『芸術闘争論』など著書によく出てくる画面の「圧力」を感じた。そのため、ヒキでもヨリでも写メでも美しく映る。よく見るとデコトラ/改造車などに使用されるラメが細かく貼り付けてある。
ご本人は絵自体に意味は無いと主張する。意味が無いものに意味を見出すのが人の習性だと。
ラストの作品は小さいが、単に愚痴の作品があった。アート界でのルールを踏まえて作品を創り続けるジレンマなど。ただ、この作品には心の奥底のピュアな叫びを聞いたような気がする。
MUNCH EXHIBITION IN TOKYO ART MUSEUM
ムンク展のレセプションに参加いたしました。名物《叫び》や《マドンナ》、自画像シリーズ以外にも、影響を受けたニーチェの肖像画もあります。版画も含め、生涯2000ほどの作品を残しており、色々な作風を堪能できます。
ちなみにムンクの《叫び》ですが、男が叫んでいるのではなく、耳を塞いでいる表現です。2018年10月27日~2019年1月20日の期間 上野、東京都美術館にて開催していました。
2015 – Succession Pablo Picasso – SPDA(JAPAN)
Exhibition of Picasso
I visited Picasso Exhibit in Tokyo. Picasso’s talent, innovative touch, concept, even while working on market, raised a lot of women’s issues.
The picture he draw is atractive because it combines multidimensional.
Motif cut at 360 ° No.1 of good angle, and curation structure in which shows plurality, shows that he expresses his experience while drawing, and he fraws by transfering feelings.
With that he wants to demonstrate the style of painting in which multidimensional space live together. This exhibition has, in addition to Picasso,more famous artists of conceptual art 20th century like Chagall, Miro, Bacon, Warhol, etc., This art has been seen as Dada.
ピカソ展 東京ステーションギャラリー
ピカソ展を観てきました。ピカソの凄さは教科書や本にあるような革新的タッチでも、マーケットを意識した作品づくりでも、女性問題をあげた作家キャラでもないです。
彼の魅力は、多次元を組み合わせてひとつの絵にしていることです。モチーフを360度1番良いアングルで切りとり、それを複数配列するキュレーション構成と、描きながら自身の体験データベースにアクセスして、感情部分を転写して描いてる。そうすると多次元空間が同居したあの画風になります。
この展示はピカソ以外にも、シャガール、ミロ、ベーコン、ウォーホルなど著名なアーティストが満載で、ダダからコンセプチュアルアートまで20世紀美術がざざっと観れました。都内にお住まいの方とアート入門者はオススメです。
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201503_PICASSO_and_20.html
【武士と印刷】企画展/文京区飯田橋駅
非常にオススメの展示でした!もちろん武士が印刷されている浮世絵も興味深いのですが
いまなら無料でVRシアターにて幻の安土城が体感できま
そして人が少ないお昼や雨のタイミングでいけば、2Fの
http://
1603年に京都に造営されて以来の初東京展でした。意外だったのは大広間を再現したCG映像だった。大広間四の間は将軍が諸大名を収集する場所で豪華絢爛。展示されている松鷹図と重ねて見るとイメージしやすいが、その広さ、金と緑のコントラスト、デカい鷹がこちらを睨む図に大名は圧倒されたはず。そういう設計なはず!
よく秀吉が派手好きとか言われるけど、どっこい徳川もこんな空間創るとはね!家康も鷹狩りを好んだとあるが、大名によくある趣味だ。いまでいうとゴルフ?
http://nijo-castle2012.jp/
兵馬俑展【展示の人ごみを避ける方法】
東京国立博物館で開催されている兵馬俑展を観てきました。
平日にもかかわらず、すごい人で賑わってました。
この展示は今週末までですが、それでも人が少ない時間帯で観たい方は12:00~13:00の昼の時間帯に行くと空いているのでオススメです。展示の期間中、最終日は行かないほうが良いでしょう。⇒つまり今週日曜日。人でもみくちゃにされ、せっかくの鑑賞時間がストレスを受けにいくことになるでしょう。若冲など人気絵師などは特に東西線の満員電車を彷彿させます。なので、気になる展示があれば会期の真ん中くらいにスケジューリングして、かつ昼間、でもって小雨なんか降っていたら最高だと思います、静謐の時間が貸切状態になるかもしれません。
音声ガイドは借りるようにしています。その会のコンセプト&ストーリーが要約して知れるので、ここはケチケチしないで借りたほうがいいです。私は重要な作品だけ観たいので、時間を短縮したい人にもおススメです。
で、兵馬俑展ですが観る価値ありました。実際の兵馬俑は西安にある秦の始皇帝の陵墓の周辺に埋納されてますが2万平米のきわめて大きなスペースです。(戦車が100台、陶馬600体、武士俑は8000体)ですが、東京展は間近で見れるし、始皇帝が所持していた品も多数あるので一見の価値ありですよ!
http://heibayou.jp/
「KATAGAMI Style」カタガミ展
日本の文様は、一つ一つはとても単純な形でしかないけど、精密に繰り返されることで洗練された趣を生むようです。全く新しい世界をつくり出してました。
2012年の夏まで開催されましたが、どうも混んでいるのは嫌なので平日が狙い目です。会場はボリューム満点で、全部まじめに鑑賞すると1時間はかかるでしょう。
個人的に「伊勢エビ」がどうしても見たかったので、係の方に聞いてみると「たぶん、ない、と思い、ます」という曖昧模糊な返答。「たぶん?本当にエビ無いの?webにはありましたよ」と、ベビーカーゆすりながらどうしてもエビが見たい自分。「少々お待ち下さい」と再度確認してくれました。展示は入れ替わりなので無い作品もあるそうです。
※2012年、森美術館にて開催された歌川国芳展と同様型紙はアール・ヌーボーにも多大な影響を与えてますので、関連作品としてミュシャも展示されてます。生を見れたのは嬉しい。金を多く使用。やはり金箔はいいですね!
Japanese patterns are made up of design elements which are very simple on their own.But when these elements are repeatedly arranged in a meticulous manner,they look highly sophisticated and gain a whole new dimension.
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