2011年12月、現地の仮設住宅に住む方達にヘアメイク、化粧、ネイルなどを行う
Tokyo de Volunteer主催のビューティボランティア活動に参加した。
いつも感謝を忘れず、笑顔を絶やさずにいる女性だ。
震災後のボランティア活動として、これまで石鹸を被災地に送付してきたが
丘も木々も削られている。
仮設住宅に住む方達は、
それでもメイクさん達により美しくなるにつれ、次第に明るくなっていく方達をみて
出来る事を精一杯やろうと思った。
(写真下)似顔絵を描く間、いろいろと話もする。
アルバムや写真はすべて流されたようだ。
似顔絵という記録になるものは本当に喜ばれた。
下の写真の方は元漁師だった。
今の願いは船がもう1度手にはいる事だそうだ。
眼をみると、確かに職人の眼をしていた。
写真下の方の話では、1度目の大波がきた後、様子を友人と一緒に見に行くと、
次の2度目の波で、隣にいた人も流されていたそうだ。
背景をピンクにしたのは、この色の花が好きだから。
以下写真の方によると、服は支援物資との事。
ゆったりとした表情の裏には大変な思いがあるのだろう。
こちらの方は赤が好き、との事。そのままですな!
かなりモダンですが、ご年齢は60中ばだそうです。
おそるべしビューティーボランティア活動。
アートや美は人間が生きる上で必ず必要なものだと再認識した。
支援活動は継続していこう。生活に彩りを。
どうしてもバスにのる時間の都合で描けなかった以下の方には
写真を撮影しておいて、正月に描きおこした。
これから届ける。喜んでくれるといいなあ。
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